2017/07/26

レビュー:A to Z Mysteries: The Absent Author / Ron Roy



A to Z Mysteries: The Absent Author
著:Ron Roy
読みやすさ:★★★☆☆,
お気に入り度:★★★★☆

子ども向けの推理小説。
推理小説と言って良いのかな?
いわゆる推理小説のように本格的なミステリーが有るわけではないですが、登場する主人公3人組Dink、Josh、Ruth Roseが手がかりをヒントに謎を解いていきます。

ことの始まりはDinkとRuth Roseがすきな作家が、近所の本屋にサイン会をしに来ることになったところ。
3人は本屋に出かけますが、なんと作家は現れず。
Dinkは作家からもらった手紙をもとに「もしかして誘拐されたのでは?」と疑い、捜査を開始します。

テンポも良く謎も簡単ですが、そのおかげで英語でも脱落せずに最後まで詠みきれるかと思います。
Louis Sacharなどと比べると何気ない単語の選択が物語的でやや難しいかと思いますがKindleで調べながら慣れていけるかなと思います。

Lexile指標:510
SacharのMarvin Redpostシリーズなどと同レベルですけれども、全体の長さ・語彙的には少し難しく感じました。

こちら、オーディオブックもCDで手に入るようです。



CD2枚組みたいですね。
長さはよく分かりませんが、Audible.comだと1冊50分程度みたいですので、CD2枚フルで使ってある感じでしょうか。
リスニング素材と考えるとお得です。

ただ、Audible.comで視聴してみると分かりますが結構早いですね。
先に読んでいたので聴き取れましたが、最初から音で聴くと難しそう。
ナレーターの発音は標準的で聴き取りやすいです。
↓ここで最初の5分くらいを視聴できます。
https://www.audible.com/pd/Kids/A-to-Z-Mysteries-The-Absent-Author-Audiobook/B002V1LUA0?qid=1501032180&sr=1-1

本3冊とCDで併せて3000円くらいのリスニング教材と考えると、3時間近いボリュームはコスパは高いです。