2017/08/03

レビュー:Star Trek: Boldly Go #1 / Mike Johnson, Tony Shasteen, George Caltsoldas



Star Trek: Boldly Go #1
著:Mike Johnson, イラスト:Tony Shasteen, イラスト:George Caltsoldas
読みやすさ:★★☆☆☆
お気に入り度:★★★☆☆

最近スタートレックにはまっていまして、好きなもので英語を勉強できたらいいんじゃないかと思い買ってみたのがこれ。
スタートレックは歴史の長いシリーズですが、2009年にリブート版の映画が発表され、リブート版の映画シリーズが今のところ3作目まで出ております。
マニアの間ではケルヴィン・タイムラインと呼ばれるこのリブートシリーズは、オリジナルシリーズとはパラレルワールドとなっており、登場人物の性格や扱いがやや違います。

本書はケルヴィン・タイムラインの後日談となっています。
小説ではなくマンガで、固定レイアウトとなっており、Kindleの辞書は使えません。

USSエンデバーの船長になったカーク、一緒についていったドクターマッコイ、母国に帰っているスポックと一緒に行ったウフーラ、アカデミーで教鞭をふるうスコット、カークと別れ別の艦で副長を務めているスールーといった、おなじみのキャラが登場します。

マンガなのでそれほどストーリー満載ではなく、また、序章なので触りだけですが、最後は「えっ?」という展開で、非常に先が気になります!
これはずるい。


Lexile指標は掲載されていないので不明。
スタートレック特有の固有名詞(バルカンとかロミュランとか)や技術用語があったり、スポックの言葉がやたら難しい単語を使っていたりしますので、ファンでないと厳しいかと。

というか、この本、舞台がリブート版だけど、新スタートレックを見ていた方が断然面白いし、結構古くからのマニアに向けた作りかなと思います。
タイトルの「Boldly Go」からして、テレビドラマのオープニングでおなじみのナレーションからとっていますので、映画しか見ていない人には良くわからない部分が多いかもしれません。

海外のマンガは字が読みづらいですけど、絵はきれいですよね。
Kindle版だとすごく安いので、スタートレックのファンにはお勧めです。